住宅ローン自己破産は必要ない?!

任意売却後の残債務について自己破産をすすめるサイトが多いです。自己破産をすると報に破産した旨が掲載されます。
個人信用情報機関の掲載期間は、破産宣告開始から7年~10年間ときまっています。しかし、官報は一度掲載されてしまうと、情報を保管している金融機関が多く、以前自己破産した事がわかってしまいます。したがって、個人信用情報の掲載期間が終了しても、官報の情報を保管していれば、金融機関の判断次第ですが、融資の否決の対象となる可能性が高まります。過去の官報をデーターベース化して販売している会社もあります。こういった情報は極論ですが、一生消える事がなく、官報に載ることは、かなりのデメリットではないかと思います。安易に考えてはなりません。


又、自己破産は財産を申告して、すべて債権者に配当します。過去の銀行通帳の動きを確認されますし、退職金や生命保険も財産とみなされますので、気をつけなければなりません。

安定した収入がある方はいいですが、そうでない方は「自己破産をして再起しましょう」というには、現在の経済状況から考えて困難を極めます。
経済が右肩上がりであれば、破産をして一からやり直しても容易に再起できるでしょう。しかし現在、アルバイトすら見つけるのにも困難な経済状況です。生活に直結する財産をなげうってまで、自己破産をすることはないです。債権放棄や残債務の大幅な減額交渉等、様々な方向性でアドバイス致します。お一人お一人、状況は違うかと思いますので、具体的な事はいつでもお問い合わせください。

 


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このページは、MSプランニングが2011年6月29日 19:17に書いたブログ記事です。

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